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拍手お礼 − TOVドリーム






思春期 − 拍手お礼(TOV夢)


――ナム孤島にて――

ユーリ「カロル」

カロル「ん? どうしたのユーリ……ってうわぁぁ!? ナッ…ナン…!?」

ユーリ「はっはっはー。な、驚いただろ?」

フレン「悪趣味だよ、ユーリ。大丈夫かい、カロル?」

カロル「う…うん、ありがとフレン。……ユーリ、それって…そのお面って……」

ユーリ「ああ、良く出来てるだろ? 俺らの記憶からお面作ってくれるっつーから、仲間のやつ一通りと、これはカロル先生にプレゼントしようと思ってな」

カロル「ほらよ、って! こんなのナンに見られたら何言われるかー!」

フレン「カロルはさっきのユーリみたいに、ナンのこと驚かせてみようとは思わないのかい?」

ユーリ「そう言えばカロルくらいの年頃って言やぁ、好きな子ほど苛めたくなる奴って多いよな」

カロル「冗談言わないでよ、相手はあのナンだよ!?」

フレン「……うーん、確かに返り討ちかも……」

ユーリ「……賢明だな、先生」


レイヴン「よう、青少年たち! 何かおもしろい屋台でもあった?」

ユーリ「まぁな。おっさんの方はどうだ? に引っ張りまわされてただろ」

レイヴン「あははー。そりゃもう散々連れまわされたんだけどね、途中で幸福の市場の女社長に会って二人で熱く話しだしちゃってね〜」

ユーリ「……ふられたのか」

フレン「ふられたんですね」

カロル「可哀想に、レイヴン」

レイヴン「ちょっ……何よそのとてつもない哀れみの目はぁ! おっさん別に寂しくなんか無いんだからね!」

ユーリ「あー、はいはい。しゃーねーからツンデレのおっさんには俺達が構ってやるよ」

レイヴン「青年……」

カロル「まあまあ二人とも。みんなのお面作って貰ったんだって。ほら、レイヴンのも」

レイヴン「あら男前! へー、本当に良く出来てるわねー」

フレン「レイヴンさんも、好きな女の子を苛めたりしたんですか?」

レイヴン「ん? 俺様? そうね〜……」

ユーリ「いや、それは違うぞフレン。おっさんはどっちかって言うと、本気の相手の前ではヘタレるタイプだ」

レイヴン「ちょっ…ちょっと何よヘタレるって! 俺様そんなちっちゃい男じゃ……」

ユーリ「――ほれ」

レイヴン「いやん、ジュディスちゅわ〜ん!」

カロル「レイヴン……お面でもいいんだ……」

レイヴン「愛の炎の前に些細な問題は関係ないの!」

ユーリ「そんじゃ……ほれっ!」

レイヴン「っっ…………え…えーと……」

カロル「のお面を付けると急に挙動不審に……」

フレン「目まで反らしましたね、シュヴァーン隊長?」

レイヴン「えっ…えーーーーと! あっ、ちゃーん! ユーリとフレンとカロルが、ちゃんのお面作ってオイタしてるわよー!」

カロル「ちょっと、レイヴン!」

ユーリ「ゲッ、すごい形相でこっちに走ってくんぞ」

フレン「これは逃げた方が良さそうだね」

レイヴン「そうそう、早く逃げないと黒コゲにされちゃうわよー?」

フレン「………今のは完全に逃げたね」

ユーリ「………思春期のガキか」









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