鳥嫌い 2

エステル 「って、古代語に堪能ですよね」

ユーリ 「そういやそうだな。読み書きは怪しい癖に、何で言葉は詳しいんだよ」

 「詳しいって言うか……こっちの外国語の定義ってどうなってんのよ……」

パティ 「ん? 何か言ったかの?」

 「ううん! 何でもない!」

カロル 「イエガーの言葉もほぼ理解してるっぽいよね。僕なんてさっぱりだよ」

 「あくまで何となくだよ? 私にも分からない単語あるし」

ジュディス 「あら、そうなの? それじゃあ、博識なエステルやリタから何個かテストしてみてはどうかしら?」

リタ 「テストって……」

エステル 「いいですね!」

パティ 「おもしろそうなのじゃ、頑張れ姐!」

エステル 「それじゃあ行きます! ――セービング(貯金)は好きですか?」

 「そりゃ大好きだよ」

エステル 「ラビッシュスペンダー(浪費家)は?」

 「大嫌い」

エステル 「インベストメント(投資)は?」

 「物によりけりだね」

リタ 「アンタ……お金関係のことばっかりじゃないの」

エステル 「え? あれ、すみません。というとこういうのしか思い浮かばなくて……」

リタ 「しょーがないわね……コンフェクショネリー(お菓子屋)は?」

 「好き!」

リタ 「じゃあ、フォーチュンテリング(占い)とかは?」

 「あ、結構好きだよ」


ジュディス 「……それじゃあ、レイヴン(鴉)はどうかしら?」

 「大っ嫌い!!」


レイヴン 「――――――――」


ユーリ 「……ジュディ、いま後ろにおっさん来なかったか?」

ジュディス 「あら、そう? 気付かなかったわ」

ユーリ 「無言で反転して出てったぞ。……タイミング見計らったな?」

ジュディス 「かわいいわよね、あの二人」

ユーリ 「年上二人で遊んでやるなよ……」








ジュディスちゃんはからかいポジションな気がします。
CLAP